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コラム

2020.05.30

ウォーミングアップについて

こんにちは。
今回はウォーミングアップについてです。

それぞれの競技種目で求められるパフォーマンスによって、最適なウォームアップの種類は変わってきます。
近年では,ウォーミングアップに静的ストレッチよりも動的ストレッチを多く取り入れることが多くみられるようになりました。
みなさんは、スポーツの前にどういった準備をしているでしょうか?


■ウォーミングアップの目的
✶スポーツパフォーマンスを発揮するため
✶トレーニング効率を上げるため
✶外傷、障害の予防 など

■ウォーミングアップの効果
✶体温・筋温を上昇させる
血液循環が良くなり、筋への酸素、栄養の供給が増加し、筋をスムーズに動かせるようになります。また筋肉の粘性が低下が起こり、筋発揮が行いやすい状態となる。
✶呼吸循環機能の適応を円滑にさせる
酸素摂取効率が向上し、空気中から取り込まれた酸素が各組織で利用されやすくなる。
✶神経の伝達速度を高める
神経の興奮を高めることにより、反応時間を短縮することができ、効率の良い動きを引き出す。
✶関節可動域を向上させる
関節内の潤滑油とも言われる滑液も十分に分泌され、関節運動も行いやすくなり、筋・腱の柔軟性が向上することで怪我の予防になる。


■ウォーミングアップの手順
①筋温を上げるためにジョギング
②静的ストレッチ(スタティックストレッチ)
反動を使わずに一定時間静止したまま同じ部位を伸ばすようなストレッチ
③動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ、バリスティックストレッチ)
動きの中で各部位を繰り返し曲げたり、伸ばしたり、回したり、目的の筋肉の伸張と収縮を繰り返すストレッチ
④ダッシュ、ステップ、切り返し動作など
⑤競技専門アップ

多くは、このような流れでアップのメニューを組み立ていきます。
競技や季節など様々な条件を考慮してそれぞれの内容であったりボリュームも変えていくことで最適なウォームアップとなり、その後の試合や練習に繋がるものとなっていくと思います。参考にしてみてください。

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