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コラム

2020.04.27

足首の動きを良くしてケガの予防、パフォーマンスアップを②

こんにちは。
名古屋市瑞穂区、鍼灸院・パーソナルトレーニングジム
GOKAN Conditioning Labo.の大角です。

今回は前回に引き続き足関節の動きの改善についてです。


足関節の背屈(つま先を膝に近づける動き)制限の原因は様々ありますが、その中でも改善に役立つアプローチとして、いくつか挙げていきます。

足関節の背屈時には距骨という骨が後方へ滑りこむことで起こります。距骨の位置は上の図で確認をしてみてください。この距骨の後方への滑りを阻害する後方軟部組織の伸張性、距骨の後方の滑りの制限の改善が足関節背屈可動域を獲得するカギとなってきます。

では、ケアの仕方を

まずは皮膚の伸張性、アキレス腱と内くるぶしの後方にある腱、後方関節包の癒着を取ることで組織の滑走性を改善していきます。


①足首を曲げ伸ばしさせながら、アキレス腱から踵までの皮膚を軽くつまんでリリースを行い、背屈時の皮膚の伸張性の改善していきます。
②内くるぶしの後方にあるアキレス腱と長母趾屈筋などの3つの腱、後方関節包、脂肪体の癒着のリリースを行い、組織の滑走性を改善していきます。優しいタッチでつまんだり、上下の手を左右に裂くようにしてリリースしていきます。



もう一つは、距骨の後方滑りの改善。この距骨の後方への滑りを誘導して足関節の背屈動作につなげていきます。

①片膝立ちになり、ゴムバンドを内外のくるぶしの下を通るようにかける
 (ゴムバンドの一方は柱などに固定しておく)
②その状態から前足の足関節を背屈させていき、エンドポジションで大きく呼吸しながら2,3秒静止します。
これを母趾球、小趾球、踵の3点が地面から踵やつま先が浮かないようにゆっくり、大きく、繰り返し行っていきます。

これらの制限因子を改善していくことで足首の可動域がでてきます。
痛みのない範囲で、優しくやってみてください。

足首の可動域制限が原因でシンスプリント、足底筋膜炎をはじめ、膝の故障につ繋がるケースが多くあります。
足首の構造は複雑ですので一度、治療の専門家にご相談されることをお勧めします。

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