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コラム

2020.05.15

オスグッド・シュラッター病

こんにちは。
名古屋市瑞穂区、治療院・パーソナルトレーニングジム
GOKAN Conditioning Labo.の大角です。

今回は、オスグッド・シュラッター病についてです。
小、中学生など成長期に多い疾患なので,ジュニアアスリートはもちろん、保護者の方にも知っていただきたい内容です。


■オスグッド病とは
膝の代表的な骨端症です。身長が急激に伸びる小学校高学年から中学校でスポーツを行う男子に多くみられます。
膝関節を屈伸動作させる大腿四頭筋は膝蓋骨を介して脛骨粗面に付着します。この部分は成長期ではまだ軟骨の部分が脆弱で、スポーツなどの運動を過度に行い、繰り返し引っ張られることで炎症、骨や軟骨の一部の剥離を起こしやすいです。慎重に対処しないと痛みが長期に及び、大人になってから後遺症が残ることもあるので注意が必要です。

■症状は
スクワット、ジャンプ動作での膝屈伸時や、ダッシュやキック動作で痛みがでます。重症化すれば、歩行時や階段の昇り降りなどの日常生活動作においても痛みが出現することもあります。
症状の特徴としては運動中、もしくは運動後の膝蓋骨下方にある脛骨粗面に限局した疼痛と強い圧痛が主です。また、熱感や腫張、脛骨粗面の骨突出が認められます。

■原因
・大腿四頭筋の柔軟性低下、ハムストリングスの柔軟性低下,股関節の可動域制限、足関節の可動域制限など
・姿勢不良、骨盤後傾、胸椎後弯、後方重心など
・切り返し,ジャンプ動作などの瞬発的な動作の繰り返し
・急激な身長の伸び

■セルフストレッチ
オスグッド病は大腿四頭筋の柔軟性を向上させることが重要となります.また,動作を改善させるためには、その他の部位の可動域や柔軟性を獲得しておく必要があります。以下に主なストレッチを載せておきますので、30秒~2分を目安にやってみてください。
・もも前面のストレッチ
・もも後面のストレッチ
・臀部のストレッチ
・ふくらはぎのストレッチ

日頃からセルフケア、ストレッチをすることでコンディションを高め、障害予防につながります。
痛みを感じた際は、すぐに専門家に相談するようにして下さい。
悪化する前に早期回復させましょう。

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GOKAN Conditioning Labo. (鍼灸院/パーソナルトレーニングジム併設)
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通2-13 HOUSE LOKO 1F
TEL052-853-9996
https://gokan-cl.com/
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