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コラム

2020.05.18

テニス肘 ( 上腕骨外側上顆炎 )

こんにちは。
名古屋市瑞穂区、治療院・パーソナルトレーニングジム
GOKAN Conditioning Labo.の大角です。

今回は肘の外側の痛み、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)についてまとめていきます。

■テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは
上腕骨外側上顆炎はテニス愛好家に多く発生することから、テニス肘とも呼ばれています。上腕骨外側上顆とは、肘の外側にある骨の出っ張った部分のことで、ここには手首を反ったり、指を伸ばしたりする際に使う腕の筋肉が付着しています。
テニスラケットでボールを打つ時の衝撃に耐えるために筋肉が過剰に収縮すること、またスポーツ以外でも、仕事で重いものを引っ張り上げる、重い鍋を振って料理するなど、反復的に腕に負担のかかる動作を繰り返し行い、筋肉を酷使するなど、これらのストレスが付着部の外側上顆に強い牽引力が加わり、微細な損傷、炎症が起こることで痛みを生じます。

初期では、テニスプレー中に痛みはないが、プレー終了後に痛み、これが進行するとテニスプレー中に痛みがあり、プレーに支障をきたす、さらに重症化すると日常生活でも痛みが現れ、
ドアノブを回したり、雑巾を絞る時などにも痛みがあります。また、コップが持てないほどの強い痛みを伴うこともあり、注意が必要で早期の治療が重要となってきます。



■治療・リハビリ
炎症が強いときには、まず安静にすることが大切です。
鍼やマッサージやストレッチングによる前腕伸筋群のリラクゼーションを図ることで腱にかかるストレスを軽減させます。
また、痛みが出現する原因として、
手関節や肩関節周り(肩甲骨も含め)の可動域制限であったり、肩甲骨の安定性の低下、背中の回旋可動域や体幹の安定性、下半身の機能などの低下があり、これらが動作不良に繋がりやすく(いわゆるテニスの手打ちなど)肘へのストレスが高まるので、肘のエクササイズと併せて、他部位の可動域の確保や、筋力や安定性の強化して根本からの改善を図ります。
 
以上,テニス肘(上腕骨外側上顆炎)に関してまとめさせていただきました。肘の痛みで悩んでみえる方は是非、ご相談ください。

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愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通2-13 HOUSE LOKO 1F
TEL052-853-9996
https://gokan-cl.com/
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